お酒の話し vol.4 「ブランデーって?」

ブランデーって「Brandy」で、カタカナ発音ではブランディ。
レモンティーをレモンテーと言ってるような感じだけど、お店ではブランディとはっきり発音するよりは、ブランデーと言ってるような、でも一寸だけブランディっぽく発音することで、僕はブランデーとは言わないけど「ブランディの事は知っています」的にチラッと醸し出すのが正しい姿勢なのかもしれません。

ま、そんな事はどうでも良いけど、イメージとして高いお酒の代名詞がブランデーではないでしょうか。
昔は(今も?)、社長様やお医者様へのお中元やお歳暮にブランデーなんてのも定番だったかもしれません。

とは言いつつ、そもそもブランデーって何かを良くご理解していない方が多いかもしれません。
なぜ価格が高いのか、原材料や製法なんてのも???

今回はそんなブランデーのお話しです。

ブランデーは、果実酒からつくった蒸留酒の総称で、主に白ブドウのワインを蒸留して樽に入れ、熟成したものです。
ブドウの他にリンゴやサクランボから作ったブランデーも存在します。

フランス語で「ヴァン・ブリュレvin brule(焼いたワイン)」が、オランダ経由でイギリスに持ち込まれ、オランダ語に直訳して「ブランデヴェインbrandewijn」と呼ばれ、さらに英語の「brandywine(ブランディワイン)」に変わり、略して「brandy(ブランディ)」となって広まったものとされています。

15世紀には、フランスのアルマニャック地方やコニャック地方で生産が始まり、1713年にルイ14世がブランデー保護の法律を作り、以後ヨーロッパの各宮廷に取り入れられ、「王侯の酒」の地位を得たということです。
1909年以降は法律で厳しく制限され「コニャック」「アルマニャック」という名称の使用は厳しく制限されています。
主なブランドとしては、カミュ・レミーマルタン・ヘネシーなどが有名ですね。

フランスを始めとするヨーロッパやロシアなどでは酒を水で薄めて飲む習慣が無いため、上質のブランデーをオンザロックや水割りにするなんてのは「味の分からない人」とか「何やってんの?」と見られることがあるそうで、日本酒を水で薄めて飲む外国人がいたら、それを見た日本人は不思議に思うのと同じ感覚でしょう。
田舎のバブル期には、ウイスキーの高いのがブランデー…、そんな認識のおじさんたちがチビチビと薄い水割りを飲んでいましたっけ。

熟成年数を表す符号というものがあります。
もちろん国や製造元、コニャック・アルマニャック等の特定名称によって異なるものですが、こんな表記です。

「VO」 very old (とても古いブランデー)
「VSO」 very superior old (とても優れた古いブランデー)
「VSOP」 very superior old pale (とても優れた古い澄んだブランデー)

見たことあるでしょう?
コニャック・アルマニャックの場合は、蒸留後最低でも5年を経た原酒を使用したものだけが表示可能で、それ以上のグレードは「ナポレオン」「XO」「エクストラ」の称号が与えられます。
※コニャック・アルマニャックの場合は、蒸留後最低でも7年を経た原酒を使用したもののみ表示可能で、それ以外のメーカーのブランデーにはラベル表示の規制はないので、同じナポレオンでも価格も品質も雲泥の差があるとのことです。

kawachi_4985176233352.jpgkawachi_4985176234243.jpg

左から…。
コニャック ペルフェクション デキャンタ 木箱入 750ml 41度
価格::5,250,000円(税込)
コニャック フェラン 1806年 700ml 40度 ブランデー
価格::1,499,999円(税込)
アルマニャック ラフォンタン 1893 200ml 40度
価格::189,999円(税込)

525万だとか、149万だとか、どうせ一生買えることのないブランデーを載せてどうするのですけど、気分気分…。
不思議なもので約19万なんて安い感じがしてしまいます。

※お酒の画像は今回も「河内屋」さん。
ブランデーのページをリンクしておきます。

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