芦別 三段滝 VOL.2

前回、…滝にたどり着きます。
なんて書きましたけど、滝と言ってもすごい高低差のあるモノではないし、渇水期にはどれが滝なのかって感じだと思います。
今回も大中小の水の流れが点在していました。

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ただ、そういう時期の方がこのエリアの特徴が楽しめそうです。
なぜかと言うと、滝の周囲も上流下流に見える岩石も、なんと白亜紀後期のものが露頭しているエリアだからです。

地層のことは興味があるものの、イマイチ勉強不足ですが…。

蝦夷層群羽幌川層月見砂岩部層に属し、珪長質の火山性タービダイト砂岩とのことで、しかも泥質岩の上部蝦夷層群では粗粒岩相という特異なものとして、芦別付近にだけ分布する月見層と呼ばれる地層の露出で、アンモナイトやイノセラムスの化石も発見されているそうです。

この独特な砂岩層が、長年の地殻変動や侵食によって三段滝の景観が出来たのです。

そんな白亜紀ってどんな時代だったのか…。
白亜紀後期の地球は、大陸の配置は異なるものの現在ある大陸と同じ構成になったそうです。
ローラシア大陸は北アメリカとヨーロッパにわかれて大西洋が広がり、ゴンドワナ大陸は南極大陸・オーストラリア大陸・アフリカ大陸・南アメリカ大陸に分割する。
インドやマダガスカルはまだアフリカと陸続きであったが、やがて分裂し島大陸となった。
北アメリカ大陸に食い込むようにしてあった浅い海は石炭層に挟まれて陸地となり海の堆積物を多く残し、重要な白亜紀の地層の露出は中国とヨーロッパで見られるとあります。

さらに白亜紀について調べてみました。

元々、白亜の正しい漢字は、白堊。
堊(アク。アとよむのは慣習)は粘土質の土のことで、石灰岩のことだそうです。この石灰岩の地層から設定された地質年代のために白堊紀の名がついたとのこと。
時代は、およそ1億4550万年前から6550万年前。

白亜紀は長期にわたり温暖で湿潤な気候が続き、低緯度地域で32℃・中緯度地域で26 ℃と現在より高い海水温で安定していたそうです。
植物は原始的な裸子植物やシダなどが減少し、被子植物が主流となって進化し現在のスギなどの針葉樹・イチジク・スズカケノキ・モクレンなどが現代と同じ形まで進化。

動物としては恐竜の系統も後期においては有名なティラノサウルス・トリケラトプス・プテラノドンなどが新たな進化を遂げたものの多くが姿を消し、有鱗目のヘビ類が地中性もしくは水中性のトカゲ類が進化。

哺乳類はこの時代に形態を大きく進化させ、胎生を持つようになり、また有袋類と有胎盤類への分化を遂げる。

古鳥類の陸上性・海鳥も繁栄したが末期にほとんどが絶滅し、現生鳥類の直系の祖先が出現し多くの目は白亜紀後期には分化。

海洋では1億2000万年前に大規模な海底火山噴火が南太平洋で発生し、魚竜・海生ワニ類・大型のプリオサウルス類(首長竜の一群)が絶滅。
代わってモササウルス類、エラスモサウルス類をはじめとする首長竜などが繁栄し、軟骨魚類では現在見られる型のエイやサメ、硬骨魚類ではニシン類が現れ、軟体動物では狭義のアンモナイトなどが進化を遂げる。

ジュラ紀中期に誕生した浮遊性有孔虫およびココリスなどのナンノプランクトンは、この時期に生息域を大きく拡大させ、その遺骸は白亜紀の名称の元となった石灰岩層を形成。

白亜紀末には、地球史の上で5回目の、規模としては古生代ペルム紀末期の大絶滅(P-T境界)に次ぐ大規模な絶滅が起きた(K-T境界)。
この大量絶滅では、陸上生物の約50%、海洋生物の約75%、生物全体で約70%が絶滅したと考えられている。

哺乳類・爬虫類・鳥類の多くが絶滅し、特に恐竜は(現生種につながる真鳥類を除いて)全てが絶滅、海洋においても、カメ・カンプソサウルス類以外の全ての海棲爬虫類、すべてのアンモナイト類が絶滅。

現在では絶滅の直接の原因は隕石(小惑星)の衝突説が主流で、2010年3月5日に12ヶ国の研究機関による研究チームが同説が絶滅の直接の原因であると結論づけた。ただし、それ以外の説も依然として存在。

どうでしょう。何となく解った様な、そうで無いようなですけど…。

ま、そんな時の流れを感じつつ眺めると、流れる水も眺める人間も、地球の長い歴史の中でどうなんだって想ってしまいます。

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すごかったねぇ~、見られてよかったね~。そんな小さな幸せ。


覚撮

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