北海道立埋蔵文化財センター vol.2 ~オホーツク文化~

オホーツク文化とは文字通りオホーツク圏に多くあります。
北海道の有名なものとしては…。

・モヨロ遺跡 網走市
・オムサロ遺跡 紋別市
・常呂遺跡 北見市常呂
・朱円遺跡 斜里町

などがありますが、オホーツク文化の遺跡の場所は海岸の砂丘の上や海を見下ろせる場所にあり、サハリンや南千島でも同じだそうです。



同じようなイメージがある方も多いでしょうが、アイヌとは違う文化です。

常呂の遺跡を復元したジオラマ。

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オホーツク人は謎が多く諸説ありますが、北方系の少数民族であるニヴフ族やウィルタ族との関係はどうなのか、建物はギリヤーク族の家に近いとか、平均身長は男性で165㎝・女性で150㎝以上とみられ、同時代の擦文人の平均150㎝程度と比較するとかなり長身。そうなるとコロポックル伝説も違う。

オホーツク人は海の民でもあります。

重い石をくくりつけた網や精巧な釣針も発掘され、漁業やアザラシ・トドなどの海獣、さらには捕鯨も行われていたそうです。

また、豚と犬を食用として飼い、ヒグマをはじめとして様々な動物の狩り、毛皮での交易も行われていたようです。

忽然と姿を消したようなオホーツク人。アイヌとの関係はどうだったのでしょうか…。

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オホーツク式土器・石器・骨角器・木器なども発掘され、面白いのは装飾に動物の意匠を用いていたり、牙や骨で作った動物や女性の像で、なんとなく可愛いものが多い。他にも鉄製の刀・斧・鉾・をはじめ軟玉製の首飾りや銀製・ガラス製の耳飾り、青銅の帯飾りのほか北宋銭など、大陸のものが数多く出土しているそうです。

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網走に行かなくっちゃ。せめて以前に行きそびれた常呂…。

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