北海道立埋蔵文化財センター vol.4 ~黒曜石~

黒曜石と聞いてイメージするのは「矢尻」とか「遺跡」とか「白滝」程度でした。パワーストーンにはまった時に気に入った「オブシディアン=obsidian」が黒曜石だと知ったのはほんの数年前。

この石はガラスとよく似た性質で、割ると非常に鋭い破断面ができます(バカッと真っ直ぐではなく貝殻状に割れます)。手袋もしないで割ってみると数か所から血が…。

そんな素材を加工して世界各地でナイフや鏃(矢尻)、あるいは槍の穂先など数々の石器が作られ、日本では後期旧石器時代から使われていたそうです。当時としてはとても貴重なもので、交易品でもありました。



北海道の原産地としては白滝と十勝が有名です。去年「白滝ジオパーク」に行ったのに記事が無い??

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それにしてもおびただしい数が出土しているのですが、この加工技術ってスゴイです。
古代人が作れるのだから、現代人としてなんとか作れないかと思ったのが大きな間違いでした。

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分かりにくいけど、薄っぺらいのはカミソリのようなもので「細石器」。これを何かというと槍の先に付ける替え刃式のブレードです。単体の槍先だと欠けたら終わりですけど、この仕組みだと本体は刃だけ変えれば再利用できるという優れものです。

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廊下には黒曜石の説明書きがありました。

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入り口横には大きな黒曜石の原石がドーンと置いてあります。
これだけあったら、いくら失敗しても材料の心配は要らないなぁ~。

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