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雪虫



YouTubeに 「雪虫」 をアップしました。
過去記事にもいろいろアップしてあるので、興味のある方はブログ内検索を…。

今回は、雪虫とは?についても書いておこうと思います。

まず最初に、YouTubeで「雪虫」と検索すると、ほとんど曲名に雪虫が含まれる歌でした!(笑)
虫の雪虫の動画もあるけど、残念ながらって感じでした。人気が無いのでしょうか雪虫って。
まぁ~歌のイメージとしては想像も膨らみますが、所詮アブラムシと言われればそれまでです。

しかし、北海道では雪虫の姿を見ると、もうすぐ雪が降る…、そんなイメージとして冬の訪れを告げる風物詩となっています。

全国に雪虫の仲間は数種類いるそうで、地域によっては綿虫・オオワタ・シーラッコ・シロコババ・オナツコジョロ・オユキコジョロ・ユキンコ・しろばんばといった俗称があるようです。

北海道では、「トドノネオオワタムシ」が代表的なものなのかなぁ~と思いますが、名前の通り「トドマツ=椴松」を住みかとしている種類です。

アブラムシと聞くと、植物の茎にビッシリと付いているイメージがあるのでは?
ウチの植物たちにも付いていることがありますが、あくまでも限られた品種だけで、隣にある違う植物には一匹もいないことがあります。
これはこれで不思議なことで、好みの植物があるのは理解できても、どのようなルートでたどり着いたのかは謎。

「トドノネオオワタムシ」は、冬が近くなると「トドマツ」から「ヤチダモ」へ移動するという知識はありましたが、いざ具体的にどのような場所でどのような生活をしているのかは分かりません。

そこで調べてみると、さらに不思議な生態が解りました。
驚くべき事実としては…。

その1 飛んでる雪虫はすべてメス!
その2 オスには口が無い!

どおぉ~いうこと?って感じですが、まずはこの飛んでいる雪虫たちが目指す先はというと「ヤチダモ」の木です。
ヤチダモを探し出すと、木の幹に幼虫を産み付けるそうです。
その数はオスを4匹、メスは5匹程度だそうで、この幼虫たちは1週間でなんと4回ほど脱皮して交尾をし、たった1個だけ卵を産んで一生を終えるそうです。

厳しい冬を卵で過ごし、卵は春に孵化しますが、その子どもたちはなんとすべてがメス!
ヤチダモの芽に群がって樹液を吸い、4回の脱皮を繰り返して「親」になります。
この時期にはオスはいないので、交尾をせずに150匹程度の子どもを産みます。(謎)

この子供たちは、ヤチダモの木の養分が少なくなる6月の下旬頃になると羽が生え、綿毛を付けて「ヤチダモ」から「トドマツ」に飛んで行く。ただし、数が少ないので「雪虫」のようには目に付きにくいとか…。
この「トドマツ」にたどり着いた「親」たちも、オス無しの子ども(すべてメス)を産んで生涯を終えます。
その子供たちは、「トドマツ」の根に潜り育ち、「親」となっては子どもを産みを繰り返し、秋になると羽が生え「雪虫」の姿になって、また一斉に「ヤチダモ」の木を目指し飛び立つということです。

あ~そんな生き物だったとは…。こういうことを知ると、飛んでいる「雪虫」たちが、冬を迎える風物詩以上の存在として見らさります。(あえて北海道弁で…。ついついそれ以上に見えてしまうの意味です)



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