北海道の火山

15021002.jpg ※先日撮った十勝岳

気象庁の 「ホームページ」 には気象はもちろん火山についても膨大なデータその他があります。

タイトルの「北海道の火山」ですが、まずは現在進行形の活火山について。
気象庁として20の「火山名」と「標高(m)」の一覧です。

知床硫黄山 1562(硫黄山)
羅臼岳 1660
天頂山 1046
摩周 857(カムイヌプリ)
アトサヌプリ 508(アトサヌプリ) 574(マクワンチサップ)
雄阿寒岳 1370
雌阿寒岳 1499
丸山 1692
大雪山 2291(旭岳)
十勝岳 2077
利尻山 1721
樽前山 1102(風不死岳) 1041(樽前山)
恵庭岳 1320
倶多楽 549(四方嶺) 377(日和山)
有珠山 733(大有珠) 398(昭和新山) 669(有珠新山)
羊蹄山 1898
ニセコ 1116(イワオヌプリ) 1308(ニセコアンヌプリ)
北海道駒ヶ岳 1131(剣ヶ峯)
恵山 618
渡島大島 732(江良岳)


北方領土には…。

択捉島
茂世路岳 1124
散布山 1587
指臼岳 1125
小田萌山 1208
択捉焼山 1158
択捉阿登佐岳 1206
ベルタルベ山 1221

国後島
ルルイ岳 1486
爺爺岳 1822
羅臼山 888
泊山 543


さてさて、今回お伝えしたいことは活火山についてではありません。
多くの道民(自分を含め)は知らないと思う「イルムケップ」や「沖里河(オキリカワ)山」についてのお話しです。

高速道路の道央道には、深川と旭川の間に「音江PA」もあるので「音江(オトエ)」はご存知かもしれませんが、このエリアで火山活動のイメージは無いと思います。

しかぁ~し、「イルムケップ」は活火山だった歴史があるのです。

このエリアには、最高峰の「イルムケップ」 864.5m。
その北には直径1㎞の火口を持つ「沖里河山」 802.1m。
音江山 795.6m。

新第三記鮮新世末に活動が始まり、噴火の度に成分の違う安山岩を噴出したそうです。
新第三記の鮮新世(せんしんせい)は、約500万年前から約258万年前までの期間とされています。

裾野には縄文後期の遺跡が多くあります。音江の環状列石もそのひとつです。
内大部に住んでいたアイヌの伝説に遠い昔を想わせる興味深いものがあります。

それは…。

昔、神居山と周りの山が美しさを競い合いました。
神居山は醜いガサガサの姿をしている沖里河山や音江山(安山岩の岩肌)を馬鹿にしました。
負けて悔しい沖里河山と音江山は、2度3度と体をゆすり神居山へめがけて溶岩を噴出させました。

それを見たイルムケップの東にあった内大部コタンに住むアイヌの長老は、神居山の獣やウバユリなどの植物が焼けてしまうので、噴火口の近くに祭壇を設け、神々に祈りを捧げ怒りを鎮めたのでした。

15021003.jpg

「国道12号」や「道央道 深川IC」から「道道79号」を昇ると「戸外炉(トトロ)峠」です。

15021004.jpg

さらに少し進むと「イルムケップスカイライン」の入口になります。
※Google

この写真を撮った時は、「スカイライン」といっても砂利道が続いていたので、「ふ~ん、どこに行くんだろ」って感じでしたが、約5㎞で「沖里河山登山口」の駐車場に到達し、そこから「イルムケップ山」へ縦走していく登山コースがあるようです。

登山口には登山ポストがあり、もちろんルールを守って記帳してから入山しましょう。
そして登山口からはすぐに階段があるそうですが、なんと約3分で「沖里河山山頂」に登頂!(笑)

噴火の度に成分の異なった安山岩が噴出し、なんと7種類もの溶岩や火山砕屑岩があり、「音江の環状列石」がある稲見山や石山・神威岳・コップ山などは玄武岩の岩脈が露頭しているそうです。

ぜひ次回の旅には取り入れたいものです。

15021301.jpg

右に音江の山々と左が神居山。
この記事用に北一已駅の近くで撮ってきました。(笑)

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