軟石 ~ 美瑛軟石 ~

美瑛町史第二巻には…。

町内村山から切出されている石材は美瑛石といわれてよく知られている。
早川豊吉が鉱区を町から借受け、明治39年に事業化。その後、中橋鉄蔵も採取。
昭和25年に町から両氏に払下げ。
早川千代吉(豊吉の孫)に2鉱区(45万円)。
中橋鉄蔵に1工区(25万円)。
早川は昭和31年さらに1鉱区を51万円で買い取る。※原文通りではありません。

…ほんの1ページ程度の記載があります。

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この写真は現在美瑛町の「石山」という地区です。
「村山」も現存するものの、この場所の上って感じ。石も軟石の風情ではありませんが…。

旭川には軟石で造られた多くの建造物がありますが、それらは美瑛軟石なのかという疑問があります。
それは鉄道の歴史から、たとえば「札幌軟石その他」が使われたのではなんかという疑問です。

・1898年(明治31年)7月16日 北海道官設鉄道の上川線。空知太駅 - 旭川駅間が開業。旭川駅新設。
・1899年(明治32年) 9月1日 北海道官設鉄道 旭川 - 美瑛間が開業。美瑛駅新設。

美瑛町史の明治39年に「美瑛石」が事業化とすれば、それ以前のものは他の地域からの軟石が旭川に運ばれたはずです。明治7年頃には切り出しが始まったという「札幌軟石」はすでに供給が確立されていたと想われるのです。

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COMMENT 2

あず  2015, 11. 19 [Thu] 21:49

No title

ほ~。何故に早川石材へ。

ちなみに現在美瑛の街並みに使われている軟石ですが、旭川の倉庫を解体した部材を加工したものです。

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宙に感謝  2015, 11. 19 [Thu] 19:07

美瑛軟石

勉強になります。
今日、早川石材さんへ行ってきたところです。

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