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虹の季節



久々の虹です。
虹はたくさん撮っているはずですが、「Rainbow chaser」のように、虹ってそれほど多くの方に見られていないようですね。(笑)

ま、↑「Rainbow chaser」の2008年当時は、検索をそれほど気にしていなかったのかもしれません。
虹追い人…夢追い人…の文字はありますが、「レインボー チェイサー」「レインボウ チェイサー」のカタカナ表記はありません。

動詞としての「chase」は「追いかける」という意味です。
「chaser (チェイサー)」になると…。「追跡する人(物)」 「追っ手」 「追跡者」 「追撃機」という意味が含まれるそうです。

酒飲みにとっての「チェイサー」は、強い酒の合間に追撃するように水などを飲むイメージ…。
バーカウンターで、スコッチやバーボンをストレートで飲みながら、「そう言えばチェイサーって…」、なんて虹のお話しをするのも大人って感じですね。(笑)

さてさて、ふと思ったのがアイヌ語で「虹」ってなんていうのだろう?
で、調べてみると、「ラヨチ rayoci」。
風の、「レラ rra」は知っていましたが、「ラヨチ」かぁ~。

ついでに、アイヌの民話の中に虹関連のお話は無いかと…。
記憶には無かったのですが、「女神のお守り」というのがありました。

その中にも出てくるのですがアイヌの女性にとって、とても大切なもののひとつに「下ひも」とか「腹帯」というものがあります。
※妊娠中の「腹帯」とはイメージが違います。
これが判らないとお話が??になると想いますので…。

アイヌの民の婚姻についてですが、幼い頃から許嫁を決められる例もありますが、基本的には本人の意思です。
好きな相手が出来た時には、男性からは女性用の小刀などの道具類を贈ったり、女性は手甲や脚絆などの衣服類をプレゼントして、そのプレゼントを身に付けることで相手への想いを告げます。

その後、結婚予定のアイヌ女性は、母あるいは祖母から母方の系統を表す「下ひも=腹帯」というものを貰い、さらに作り方を教えられます。これは一生身に付けるという大切なもので、他人には絶対に見せてはならないものだと教えられるのです。
もう一つの意味は、男性にとって自分の母方と同じ系統の「下ひも=腹帯」を持つ女性とは結婚できないということです。

さて、お話に戻ります。

「下ひも=腹帯」は、地味な色で作られるものなのですが、なんと、天の神の娘は七色の腹帯を編み、夫に見せるとショックの余り床に伏せてしまったそうです。娘は神の国を追われ、「下ひも=腹帯」はバラバラにされ天から投げ落とされました。

しかし、掟破りの腹帯であっても、神の手によるものを地上に返すことは良くないので、娘は雨の間だけ天に帰ることを許されます。雨は娘の流す涙で、空に架かる虹は娘の「下ひも=腹帯」の色であるというお話です。

ところが、このお話には続きがあります。

アイヌの民は、虹に追いかけられそうになった時に虹に向かい…。
「お前の正体を知らないと思うのか。恥ずかしいと思わずに人を追いかけているのか」と叫ぶのです。
それを聴いた虹は、とても恥ずかしくなってしまい消える…。

その他のお話もたくさんあるのでもっと知りたいと思いますが、アイヌの民は雨が降ったら天空の神の娘が泣いていると感じたのでしょうか。

アイヌの民で、参議院議員になった「萱野茂」の著書に、「ひとつぶのサッチポロ」があります。
口伝えに語り継がれてきた、アイヌの「ウゥェペケレ(昔話)」をまとめた一冊です。

・ススペチッチッ ススペランラン
・金のきせる
・暇な小なべ
・夜鷹にされた兄弟
・へびのまゆげ
・ひとつぶのサッチポロ
・宝の箱
・女神のお守り
・ひろった子ども
・プクサの魂
・なべ神の怒り
・エカシオッパレ—おじいさんに不孝をした子どもの話
・カムイユカラ ヤイピラッカとチチャアイヌ
・貧乏アイヌとユカラ
・立ち木と取ったすもう
・熊神と白ぎつね
・物知り老人
・耳輪の片ほう
・家出した犬
・罰当たりシリマオッテ
・アイヌ語 パラコアッ(罰当たり)シリオマッテ

その中に、「女神のお守り」もあります。

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小さい虹、「ポン ラヨチ」なんて言うのかどうかは解りません…。(笑)

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