接写についてのお話し



ここのところ試行錯誤の接写について…。ついでに新カテゴリー「カメラ」追加。
その前に、普段気にもしていないけど、成人式を超えた百円玉って壮絶な歴史を感じますね。(笑)

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さて接写についてですが、今回はカメラやレンズの構造なんて苦手…な方にも伝わるように、超簡単なお話だけ。
まず、「接写」ですが、花のアップや虫の顔とかいかに小さなモノを大きく撮れるかという事、あるいは近くに寄って撮れるかということです。カメラによっては「マクロモード」がありますが、それも「接写」のひとつです。

↑の写真は、普段カメラにつけてある標準ズーム(※ニコン AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR )、左が焦点距離18㎜・右が55㎜での「最短撮影距離 (一番近づいて撮れる距離)」での大きさです。
お料理なんかは十分かなぁ~くらいには撮れます。

カメラやレンズの特性によって、撮るものにどれだけ近寄れるかはそれぞれ違います。
基本的なレンズの性能としては、広角レンズほど近寄れて望遠レンズになればなるほど離れなければピントが合わなくなります。
最近のレンズは、望遠マクロというものもあって、望遠なのに「近寄れる=大きく撮れる」というものもあります。

■ 簡単接写 その1
もう少しだけ近づいて撮りたい場合で一番簡単な方法は、レンズの先にクローズアップレンズを付けることです。
虫メガネのようなもので、コンデジでは取付が難しい場合がありますが、一般的な一眼のレンズにはフィルターを付けられるようにネジが切ってありますので、同じ径のクローズアップレンズがあれば、クルクルっと装着してすぐ撮れます。

利点はカメラの露出がそのまま使えるし、オートフォーカスもそこそこ使えます。
KENKO製は、千円程度の安いのから、高くても数千円で、倍率もいろいろなものがあります。

↓上記のレンズにKENKOの№3×2で撮ったのがこれくらいになります。
VRレンズ(手振れ防止)なので、手持ちでもそこそこ写ります。

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■ 簡単接写 その2
ある程度の出費は必要ですが、「マクロレンズ」というものがあり、これまた使いやすく簡単に接写が出来ます。
各メーカーともに様々なレンズがあり、最近のものはマクロにもVR機能があります。
つまり普通に写真を撮るように、露出やオートフォーカス機能もそのままに、ある程度の手振れも防止できる優れものです。

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↑これは、TAMRONの「SP AF90mm F/2.8 Di」で撮りました。
このレンズは中望遠マクロなのですが、最短では被写体に手が触れるほどの距離で撮れます。
当ブログにある花のアップなどは、ほぼこのレンズで撮っています。

■ 簡単接写 その3
ここでは簡単の意味が多少変わりまして、二千円程度で超接写が楽しめますよって意味になります。
つまり撮るのに様々な弊害もありますし、多少の知識も必要になりますので、お気軽にどうぞとは言えません。

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↑かなり接写らしくなりました。※左が焦点距離55㎜・右が35㎜。
これはどうしたら撮れるかというと、「リバースリング」を使っています。
文字通りレンズを、「リバース=反対」に取り付けるニコン純正品でも二千円程度のアイテムです。
前出の標準ズームを普段とは逆にして、フィルターのネジ山がカメラ本体に向けて取り付けられるものです。

なぜレンズをひっくり返したら接写ができるのか…。(この説明が最大の難所)
↑左が焦点距離55㎜・右が35㎜と書きましたが、広角レンズの方がより大きく写っていますね。
ここがヒントでして、普通はより広い範囲を写せるのが広角レンズですが、それを逆に考えるとどうでしょう。
レンズを逆にすることで、小さい範囲が広く写せるという事なのです。

↓焦点距離18㎜のリバースはこちら。

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「SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II」 もあるので、理屈ではもっと接写が出来そうですが、デメリットは露出もピントも手動になります。そして何よりの問題は、いくら大きく撮れたとしても「被写界深度=ピントの合う距離」がとんでもなく狭くなります。
※今回は写る大きさ優先で、すべて手持ちで撮りブレてもいますがご容赦を…。(ノートリミングです)

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↑自分が撮りたい大きさはこれくらいかな?
ズームレンズでは無く、単焦点の昔のレンズもあるから次回はそれで実験してみよう。

しかし、「中間リング」や「ベローズ」を使ったとしても、ただ大きく撮れれば良いだけでは無い。
撮る時には暗いし、露出もピントも光学的には限界が有ります。

しかし、現代にはそんな無理を解決する秘策があるのです…。

次回へ続く



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