ロシア人の写真家・アレクセイ・クリャトフ氏 「Alexey Kljatov」



素敵な「雪の結晶」の写真を探して探して探してたどり着いたのが…。
ロシア人の写真家・アレクセイ・クリャトフ氏 「Alexey Kljatov」です。

調べていくと「シェア」のようなサイトがたくさん出てきましたが、彼自身のモノはこちらかと…。

・Alexey Kljatov (chaoticmind75) Photos - 500px
・Alexey Kljatov | Flickr - Photo Sharing!
・Alexey Kljatov | Facebook
・The keys to december

写真投稿サイトや、facebook、blogが見つかりました。
とにかく過去に見たことの無い、「雪の結晶」がたくさんあって感動しました。

同時に素朴な疑問として、どうやって撮っているのだろう…。
特殊な装置を開発しているのか、カメラは何を使っているのか…。

そんな想像を覆す撮影方法を、彼はブログの中に詳しく書いてありました。

以下は翻訳して抜粋。

レンズ逆転マクロ・テクニックの低コスト・バリエーションを使います。カメラは、最大の光学ズームが6倍のコンパクトカメラ「キヤノンPowershot A650is」。レンズはヘリオス44M-5(古い映画カメラZenit(ゼニトカメラ)からとられて、ソ連で作られる)。

必要な器材は、高価でありません。撮影場所は自宅のバルコニーです。(誰も私の邪魔をしないで、そして、私が凍りつくとき、私は家に帰ることができる)

アメリカの教授による有名なサイト「SnowCrystals.com」が素晴らしくて、美しかったです。
SnowCrystals.com探したらありました。

費用のかかる顕微鏡検査テクニックなしで、アマチュア・カメラマンが撮影できることは不可能であると思いました。
しかし、現在は単純なバカチョンカメラをもつあらゆるカメラマンは、非常によくできた雪片写真を製作することができます。
この種の写真撮影のために、忍耐、持続と運は、どんな費用のかかる写真テクニックよりも非常に多くであるということを意味します。良い降雪を待つことが必要です。

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さあどうでしょうか、綺麗な雪の結晶と撮影機材のギャップ。(笑)
ロシアのヘリオス(helios)44M-5というレンズをリバース(逆向きにつける)させて、キヤノンのPowerShot A650でのコリメート撮影のようです。
コリメートという方法は、望遠鏡でも逆に顕微鏡でもできますが、接眼レンズの目で見る部分にコンデジを設置して撮る方法で、簡単かつ格安に撮影できます。

もし、野球中継のカメラマン席に並ぶ大砲のようなレンズ、たとえばニコンのFX一眼レフ用の望遠レンズで「AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR」なんかは、メーカー希望小売価格が:¥2,181,600です。(笑)
それをコンパクトデジカメ+フィールドスコープを使っての「デジスコ撮影」では、さらに高倍率で撮れてご予算はカメラ込でも10分の1程度もあればって感じになります。

さてさて、お話は遠くのものをいかに大きく写すかではなく、近くのものを…ですね。

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先日、「接写についてのお話し」にも書きましたが、アレクセイ・クリャトフ氏の撮影システムはとてもシンプルです。
しかも、カメラとレンズを持っていて、あとは板一枚とテープ+αのようですから、これ以上無いほどの低予算で実現可能。
ちなみに「helios 44M-5」というレンズは、焦点距離は58㎜でヤフオクで数千円から出るレンズです。

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以下は再び翻訳して抜粋。

2008年12月から、私は私のカメラの標準的なマクロ方法で、雪片の写真を撮りました。
キヤノンPowershot A650には12メガピクセルのセンサーと良いマクロ・モードがあります。そこにおいて、それはレンズから1センチメートルから焦点に集まることができます。

2012年に、私は雪の結晶のよりよくできた拡大のために外部の光学を使い始めて、私のカメラの単純な光学的アドオンを構築しました。カメラZenitからレンズ・ヘリオス(helios)44M-5に基づく…。

2013年から、ガラスの写真のために、私は単純な多色の照明を使用します。たとえば、白/オレンジまたは青/白/ピンクでビニール袋の断片を懐中電灯に付けました。

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以下は想像ですが…。

・「SnowCrystals.com」で見た雪の結晶に感銘を受け、自分でも撮りたいと思った。
・キャノンのコンデジでマクロ最短1㎝で撮り、トリミングするものの限界を感じる。
・レンズをリバースして、コリメートでの撮影を模索する。
・ある程度撮れるようになるものの、作品として悩み照明について試行錯誤。

…こんな感じだったのではないでしょうか。
個人的に想うのは、限られた撮影システムの仕様の中で模索されたこと。
メーカーの〇〇システムなどは一切目もくれず、寒い中撮り続けたこと。

高いカメラがあれば良い写真が撮れるような妄想とは、まったく逆な姿勢に共感できます。
自分だって、同じような境遇と言ったら失礼ですが、だからこそ負けないような写真を撮らなければと…。

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