いわゆる「アイヌ玉」



去年の暮れにネットで購入の品です。
うっかり、またお蔵入りになる前にアップしておきましょう。

5~10㎜程度の、俗に言う「アイヌ玉」。

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過去記事で「タマサイ」と検索すると2つありました。

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「タマサイ」は首飾りのことですが、個人的に現ロシアと和人社会からのルートがあったと思っています。
古くは山丹交易でヨーロッパ・ロシア経由。

過去記事、「北方民族のお話」もご参照ください。

もうひとつのルートは江戸期にオランダから日本、そして日本人がアイヌにとっての「お宝」として蝦夷地へ持ち込んだ。
現代では成分を調べることも可能で、産地の分析なども行われているようです。

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アイヌの装飾品(特に女性の)ですが、「タマサイ(首飾り)」や「シトキ」も含めて、財力を示したる「お宝」の象徴でもありました。
その他にも、「レクトゥンペ」というチョーカーのような首飾りもありますし、「テクンカニ」という、金属製の腕輪もあります。

耳飾りは「ニンカリ」と言って金属製のピアスで、これは男性も身に着けていたようです。

アイヌの民は亡くなるとそれらのお宝も一緒に埋葬したそうです。
住んでいた家を焼くことを禁止されたくらいですから、現代の日本人の感覚とは大きな違いがあります。

では何故過去のお宝があるのかと言いますと、「墓荒らし」と言いますかアイヌ人の骨さえも高額で取引された過去があります。当然発掘されたお宝の類はコレクションとして存在。さらに散在…。

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児玉作左衛門の「児玉コレクション」なんて最たるものです。
※興味のある方は自己責任でさらに検索してください。

我が家へやって来たガラスの玉たちの経緯も、そんなことを夢想してしまうと複雑ではありますが、だからこそ貴重なものとして大切に扱いたいと想うのです。




*アイヌたま 単行本 – 1991/11/20 杉山 寿栄男 (著)

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