「北海道の言葉コレクション」に「そだね」追加



カーリング女子が銅メダル。全国的に競技自体も認識されたようで嬉しい。
道民(都民とか府民とか県民とか…)としては、結果はどうであれ彼女たちの姿に心を打たれました。

前回の記事にも書いたのですが、その後思いの外「カー女の北海道弁が…」みたいな盛り上がりもありました。当然、北海道弁なのか?のようなご意見がネット上に溢れています。

自分なりに北海道っぽい言葉のコレクションが現在約500ほどあります。
これは、ネット上に腐るほどある「ジョッピンカル」のようなものも含みますが、基本的には旭川生まれ旭川育ちの感覚で選別したものです。

で、今回の「そだね」ですが、コレクションには入れていませんでした。
では、「そ」に何があるのかと言いますと…。

・そったら  そんな (バカにした様な意味) あったら・こったら・(あんなもの・こんなもの)
 『そったら不味いもん食えんじゃ』 (そんな美味しくないもの食べたくないよ)

・そったらべっこ ほんの少し
 『そったらべっこ貰ったってヘの役にもたたんわ』 (そんな少しもらっても何の役にも立たないよ)

・そったらもん そんなもの (バカにした様な意味) あったら・こったら・(あんなもの・こんなもの)
 『これやるわ』 (これプレゼントします)
 『そったらもんいらんわ』 (そんなゴミみたいなのは要らない)

・そやって  そうやって そこまで(やや感情的な場面で…)
 『お前そやって言うけどさぁ~、それはないべや』

・そろばんどうろ ソロバン道路 (やや暖気が続く日に、特に交差点付近に発生するガタガタ道路)
 『いやぁ~まいった。ソロバン道路でタイヤ外れるかと思ったわぁ~(笑)』


「そ」には5個ありました。「そったら」のバリエーションが多いですが、こんなあたりにこそネイティブ感がありますねぇ~。
それから「そやって」。自分で残しておきながら笑いました。「言う言う」って。(笑)

ちなみに感情がさらに高ぶりますと、「そやって言うんだったら、もう終わりだべや~!このやろう!!」

で、「そだね」ですが。
2018年ピョンチャンオリンピック カーリング女子で全国的に有名になる。浜言葉ペースでイントネーションが『だ』ではなく平坦が今風。一般的には『そぅだね~』と小さな「っ」が入る発音。
シンキングタイムに…。『これこっちからかい、ん~そうだわ~。だったらこっちからいくかい。そだね~』

こんな感じで記録しておきました。
これは語尾の「~かい」「~だわ~」が北海道らしくって「そだね」だったと思うから。

前回も書いたけど、北海道の言葉は大きく分けて、浜と内陸があります。
現在の常呂町は北見市ですが、2006年(平成18年)3月5日に北見市・留辺蘂町・端野町と新設合併し、北見市の一部となった町です。つまり開拓の歴史も移民の出身地もまるで違う地域が現在はひとつの市になっているということなのです。

過去記事に北見とか屯田兵とか薄荷なんかでブログ内検索していただけるとたくさん出てきますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。

さて、この「そだね」ですが、その成り立ちはやはり浜の歴史。個人的に想うのは元々は東北由来の流れであって「んだね」とか。かなり訛っていた名残りがありつつ、イントネーションが共通語とか標準語である「そうだね」に近づきつつも、北海道の言葉の基本である短縮形とは違う「浜言葉進化形」だと考えます。

一方内陸では普通に「そうだね」も言いますが、「そだね」に近い感覚では「そぅだね」になります。
この小さな「ぅ」の微妙な発音なんかとも思いますが、間違いなく北海道っぽい言い回しは受け継がれています。

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